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10才若く見られるヘアスタイル PDF 印刷 Eメール
作者 JOY&JOYPLAZA   
2008年10月21日(火曜日) 11:55

10才若く見られるヘアスタイルとは?「目にできるすべてのものはデザインされている」と、誰が言ったか言わないか…
(あ、それ私が言いました^^;)

今回は「10才若く見られるヘアスタイル」としてちょっとしたヒントをまとめてみました。
タイトルは大げさ(?)ですが、実際に現場で働く自分たち向けに再確認の意味を含んでいます。

こういったことは「理解していてもうまく説明ができない」、「経験で分かっていても伝えていない」、「まったく知らなかった(えっ?)」など美容師サイドでも反応はさまざまです。お客様が気に入ったヘアスタイルを手にれるための一つのきっかけとなればいいかな? と思っています。

でははじめに…

どちらが長く(短く)見えますか?ひとの顔に当てはめてみると…左図はよく見かける「目の錯覚」です。どちらが長い(短い)?という質問。 答えは「どちらも同じ」というのはご存じの方も多いのではないかと思います。

では、これを人の顔に応用してみましょう(右図)
どうでしょう? 下のイラストの方が顔が小さく(頬の面積が狭く)見えませんか?

私たちがヘアスタイルを考えるとき、「最終的にどう見える?」が最重要ファクターとなります。
オーダーから受け取る情報、イメージを骨格・髪質・ダメージの有無など、多数の条件で分岐させ、理想とするスタイルにより近付けていく… というのが美容師の仕事の根幹です。

(カットライン)と(ボリューム)と空間(表情)が程よい緊張感でひとつのスタイルとして表現できたら…
それは「似合うよね~♪」ってことになるんです。

多くの人気スタイリストは経験からその辺の勘どころを知っています。本当、勘(直感)に近いところだと思います。
ただそれではあまりにも不安定で非効率的な仕事(職人芸的な)ものになってしまう訳で、多くは基本的なかたちというのを利用するんです。人が感じる美しいデザインというのはどんな人でも共通で種類がたくさんあるわけではないのです。

話を戻して前出のイラストですが、方向線を延長して結ぶと下の図になります。
ダイアモンドベース

これをダイヤモンドベースと呼び、ショート~ミディアムのスタイルで顔を小さく見せる代表的なシルエットです。ミディアム~ロングでも空間の位置が変形して下に移動するだけです。これを具体的に説明すると

  • トップに自然な立ち上がりを持ち
  • サイドに空間や動きを表現する毛束があり
  • バックが立体的、かつタイトに締まっている

と、いうことになります。
(ヘアスタイルのフォルムの話で、こういった顔立ちの方を指しているのではない…、あぁ、これは余計な事でした^^;)

どうしてこれが小顔に見えるか? はもうお分かりですね。
ヘアスタイルそのものが方向線として機能し始めるからです、中心にある造作(輪郭やパーツ)は小さく見えるのです。
(逆にメークアップ(特にアイメーク)は全く反対の効果を狙ったものです、これは方向線ではありませんが)

小顔に見せる、というのは特に若い人に限った話ではありません。肩の線に対して、身長やプロポーションに対して、ヘアスタイルのニュートラルボリュームに対してベストバランスを取るということはどんな世代の方にも効果があります。
特に全体像として第三者が捉えるイメージはかなり変化の幅があると考えられます。

パッと表情が明るくなった」、「シャキっと背筋が伸びた感じ」など、私たち現場の人間が一番よく知っている感覚です。同じ感覚を多くのお客様と共有できていると信じたい部分でもあります。
(余談ですがサロンから帰るとき、貴方の担当はきちんと見送っていますか? もちろん愛想の部分もありなんですが、個人的にはバックサイドからのボリュームのチェックをしているんですよ。歩いた時に美しいかとか、風が吹いてどうかとかをチェックしているときが多いです)

基本的にこれらの実現には基本的な技術力、発想力が問われることになります。+コミュニケーション能力や、ものごとを合理的に組み立てていく能力も加わるでしょう。基本設計=カットが正確なフォルムを出していなければ成立しません。

スタイルの幅を加えていくとパーマの選択も入ってきます。上記のダイアモンドベースの条件に見事に当てはまります。

でもパーマって老けて見えそうで、カッコ悪い…

という声があるのも事実です、私たち美容師の中にネガティブな記憶が少し残っているのかもしれません。
ただし現状ではむしろ逆の兆候が見られます、サロンで活躍の場は徐々に増えてきています。

もちろん昔の「かかっていればいい」式のパーマの話ではなく、計算されたカットのベースがあって初めて実現できるスタイルです。ハード・ソフトともに進化し続けているのが現代のパーマスタイルと言えます。

エア・ウエーブをはじめホット系パーマの存在、新素材や高効率化した新しい発想のウエーブ剤など、パーマを取り巻く環境はどんどん変化しています。さらにもっと複合的なウエーブ剤も登場していて現在テストを開始しています。

間違ってはいけないのはこれらは手段にすぎないのです、求めているのはスタイルだということを美容師も、お客様も忘れてはいけません。私たち美容師サイドが「似合うスタイル」として的確にパーマを選択できれば、それはお客様にとっても幸せな選択になると信じたいのです。

最後に…

どちらの横顔がより立体的に見えますか? どちらの横顔がより立体的に見えますか?

イラストなので不正確かもしれませんが、条件として同じ人のカットとパーマスタイルを再現してみました。

変化の多いところはトップ~前髪にかけてのボリューム感です。同じ輪郭が違って見えるのが分かると思います。これはパーマによる小顔効果の分かりやすい例です。「セクションごとに必要なボリュームを足していく」というのが今のパーマの主流の考え方です。

10才若く見られるヘアスタイル」はこの二つのイラストの中にヒントが隠されています、横顔が人に与えるイメージって意外と大きいんですよ。


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最終更新 ( 2008年10月27日(月曜日) 20:59 )